2007-01-31-Wed 
『ユナイテッド93』を見た。
今年、これ以上のものにお目にかかることはないだろう。
『デビルマン』でやりたかったことが、ここにある。
どうして、劇団10x50KINGDOMの旗揚げを9月11日にしたのか、自分でも実はよくわかっていなかったが、これを見て「ああ、そういうことだったのね、私」と思った。
意味があったんだ、その日を選んだことには。
この映画に携わったすべての人に、感謝。
『クレヨンしんちゃん、サンバなんとか』
おかしいなあ。
期待していたのに。
出だしはそんなに悪くなかったのに。
なんだこれは。
今までの寄せ集め、見た目、あんまり美しくないパッチワーク。
もともとの『しんちゃん』の画が持っているテイストの中に、あれが入ってくるのは、いかがなものか、と、思っていたら、やっぱり、なにもそれについては収束も解決もしなかった。
違うタッチの画が入ってくるのは、やっぱり相当な覚悟がないと、ダメだろう。
なんぼアニメでも、草薙素子としんちゃんのツーショットって成り立たないんだからさ。
去年の『カスカベボーイズ』が秀作だったからなあ。
残念無念。
『テリーギリアムのなんとかタイランド』
もう映画のタイトルを覚える気が失せている。
だって、どうせ覚えても、肝心な時に思い出せないんだもん。
だからもう覚えるのやーめた。
ギリアム風のアリスっていう時点で、大丈夫かなあ、と思ったけどね。
ケーキにガムシロ掛けるようなもんだからさ。
おかしい人は『12モンキーズ』みたいな一応ちゃんとした話を撮った方が、それなりに見られるものになると思うんだけど。
他人事ではないんだけどね。
でも、年を取っちゃったなあ、ギリアム、っていうのが正直な感想。
手の込んだ「孫娘のホームムービー」を見ている気がしてしょうがない。
破綻が丸くなっている。
こっちが年を取って、刺激に反応しなくなっているからかなあ、とか、見ながらいろんなことを考えた。
でも、もちろん、端々はすごいんだよ。
ただねえ・・
実相寺さんが、亡くなる直前まで撮っていた『ウルトラマン』の切れ味の良さとくらべたらねえ。
鬼才は鬼才で有り続けて欲しいと思うのは、消費者の身勝手な願望なのか。
『緑茶』
撮影クリストファードイル。
主演ヴィッキーチャオ。
それだけでもう充分です。
ありがとうございます。
本当に好きです、ヴィッキーチャオ。
かわいいなあ。
ああ・・・
にしても、話がなさすぎないか?
短編の映画化らしいが(よく知らんが)本当にただの短編にきちんと時間軸を加えていって、それ以外はこれといってなにもしていない、映画。
すっぴん、な、映画ってこういうのだろうなあ。
好きな人は好きなんだろうけど。
『ミスターなんとかミスなんとか』
を見る。
ブラッドピットと『トゥームレイダース』のあの姉ちゃんが出てる。
一言で言うと「犬も食わない」ものの映画化。
本当だって。
どうしようもないんだけど、どうしようもないっていうのが、どうにもこうにもしようがない、の、どうしようもない映画。
だって、どうせこの夫婦、最後仲良くなるんでしょ、って、思う訳じゃない。
まあ、見たぞ、っていうだけかなあ。
『ロープ』を見た。
いろいろ言われてるけど、傑作だと思う。
宮沢りえさんの実況に注目が集まってるみたいだけど、私は赤子を拾った男が、それを育てていて、そいつは逃げ出したことで・・っていう構造が好きだった。
冒頭「えらい藤原竜也に似た男がいたもんだ」と思ってしばらく見ていた。
本人だった。
びっくりした。
そういえば、ポスターに名前が載ってた。
三宅くん、体の切れいいなあ。
『南極日誌』
これも予告を一昨年見た時から、期待していたんだけど。
んだけど、って書かなきゃなんないところがつらい。
でも、期待をふくらませていたのは私と私の周りの何人かだけだったみたいで、他から賞賛の声は特にこれといって聞こえてこなかったからねえ。
「あれ、おかしいな」とは思っていたさ。
開けてみたら『白い地獄の黙示録』じゃねーかよ。
まあ、それはそれでいいだけどさ。
もちょっとなんとかなんなかったのかな。
撮影大変だったろうに。
『Vフォーベンデッタ』(正しい表記など知らん)
予想通り。
別に何もない。
『雑伎団』
を見る。
東京国際フォーラムで。
9000円もする。
でも、去年上海の馬技場で見た雑伎の方が質は高かった。
2800円だったけど。
群舞が間に挟み込まれているだけど、それが揃ってなくて、イライラした。
踊るなら、揃う!
揃える!
揃わないなら、踊らない! ね!
頼むよ。